今年も節分におばけを開催いたしました。
一般的に節分とは鬼(災厄)に豆(魔滅)を投げ、災いを退け五穀豊穣を願うものですが、
花街は自分が姿を変え(おばけ)鬼の目から避けるという奥ゆかしいもの。
本来は芸舞妓さんや旦那衆がばけるものですが、昨今では芸舞妓さんと一部の粋なお客様がばけています。
さて今年の場所は木屋町雪月花。
舞妓の富津愈さんに場を仕切っていただきました。
最初は芸妓の雛菊さんと富多愛さんのペア。
題目はだんご売りです。
冨多愛さんは初参戦であの動き!
普段からは考えられないキャラクターでしたので、見ている我々は驚きながらも大爆笑でした。
美晴さん、涼香さんのペアは今年も踊りがキレッキレでした!
題目は二人椀久です。
この二人の踊りは昨年に続いて完成されていました。
もっと見ていたかったなぁ。
今回お座敷についていただいた富津愈さんは節分だけの変わり髷でした。
名前を長船(おさふね)といいます。
武家の奥方の髪結いですね。
着物の配色と相まって、非常に覇気のある風体でした。
さて、今年も祇園東の芸妓さんは2月1日から3日までお化けをされていました。
また来年もお楽しみに。
近日中に更新しますが、3月には当店地下にて日本酒のイベントをいたします。
そちらも是非☆