皆様ご存知の【フランダースの犬】
店主は小学校に入る前に毎朝テレビで見て、終盤の追い込まれていく展開に腹立たしさを覚え、でもどうしようもない絶望感に呆然としたのを未だに忘れられません。
さてそんな悲劇の主人公、ネロと忠犬パトラッシュをモチーフにしたビールをご紹介いたします。
ベルギー ホーボーケン デ・アーレント醸造所(Brouwerij De Arend)
1955年までビール醸造所として稼動、残念ながら現在は行っていません。
ワイン輸入元、清涼飲料問屋として存続しており、
「パトラッシュ」は1996年創設のプルーフ醸造所に生産委託したものです。
日本のビールが好きな方にはピッタリかと思います。
香りも上品ですし、苦味もしっかりあります。
祇園喫茶Rinkenでは2014年の夏過ぎに取り扱い、以後大変人気がございます。
2000年に誕生。
コリアンダーを効かせたアルコール7%のブロンドエール。
スタイル:ベルジャン ゴールデンエール
こちらは非常にフルーティーなビールです。
やや女性向けかもしれません。
ネロと合わせて飲み比べると面白いと思います。
創立110周年を迎えた2006年に誕生したアルコール8%のブラウンエール。
スパイス・黒糖を想わせる香り、ロースト麦芽の香ばしい甘味が魅力です。
スタイル:ドュベル
個人的にフランダースの犬は世界名作劇場の絵のイメージなので、このラベルやグラスの絵は少しリアルな感じがして面白いです。
どちらかというとジョジョっぽいかと……
聞いた話で申し訳ないのですが、
アメリカでのフランダースの犬はラストが違うそうです。
ラスト、凍死寸前のネロとパトラッシュの前に、失踪したはずのお父さんが突然現れ助け、ハッピーエンドだそうです。
ん~~……